戦わないと決めると楽
今回は現場リーダー、管理職の方向けのお話になります。
少し前から職場で
俗に言う「中間管理職」にあたる方の部下との付き合い方についての見直しが叫ばれています。
などの言葉が若干、1人歩き気味で
なんだかやりづらいなぁ
と思われている方も少なくないと思います。
そこで
今回の記事では昨今の管理職、リーダー職の部下との付き合い方について、私の見解を述べさせて頂こうと思います。
早速ですが結論です
タイトルにもあります。
絶対に部下とは戦ってはいけない
です。
いわゆる
負けてあげる
といってもいいかもしれません。
ただ「負けてあげる」というのは
部下の言うことを全て鵜呑みにし、受け入れ、実現してあげる
という尻に敷かれるような事ではありません。
ではどうするのか?
というの具体的なアクションプランを二つ提案させていただきます。
【アクションプラン①】
一旦受け止める
です。
あくまでも組織リーダーの場合だと立場上
どうしても上から目線な言い方になりがちです。
そうなると相手は
否定された!
と反射的に思ってしまいます。
それでは議論が感情論でしかなくなり
お互いにイライラした議論になってしまいます。
そうならないためにも
まずは一旦で良いので
「あ〜なるほどね、それは確かにそうかもね」と
とりあえず言う事をオススメします。
なぜなら
相手は直談判する前には少なからず緊張していたり
場合によってこちらを論破しようとしている可能性もあります。
特に
その相手がコミュニケーションについて
さほど学んでおらず
正しい事を言って何が悪い!
という短略的な態度を取るような人であれば尚更です。
このような人は実感は無いながらも
議論を「勝ち負け」で判断しています。
コミュニケーションがうまくいかない方は総じて
「正しい事」を伝えるのが1番大切だと思ってしまっています。
これは少しピントがズレていて
あくまでも
決して正しい事を伝えるのが目的ではなく
問題に対しての解決策をタスク化する事が目的です
自分の意見を伝える事が既にゴールになってしまっており、伝える事は手段でしかなかったはずなのに、いつの間にか論破が目的になってしまっている可能性もあります。
これをやられると、やられた側としては
逃走闘争本能というものが脊髄反射的に発動し
脳が
逃げるか?
闘うか?
をコンマ何秒かでこの二択を選べと言ってきます。
確かに
論破しようとしたり、マウントを取ろうとしてくる相手といざ対峙した場合、イラっ!と来る事もあります。
でも
それは太古の昔に備わった生きるための反射です。
現代では全く役に立たない副産物ですので
これをコントロールする術を身に付けましょう。
【アクションプラン②】
アンガーマネジメントを体得する
です。
↑オススメ図書です。
これは非常に有効です。
結局のところ
本能に任せて
怒ったり、キレたりするのは1番簡単です。
感情に身を任せれば良いだけですから。
ただ、それではみなさんの目指しているような
有能なビジネスパーソンにはなれません。
プロな訳ですから
華麗怒りと付き合い
優雅に結果を出そうではありませんか
確かにイラッとしたり
不機嫌になる気持ちも分かりますが
本当にそれが1番効率的でしょうか?
優秀な方であれば
キレたら後にどんな非効率が待っているか容易に想像ができると思います。
あくまでも
論破が目的ではなく
行動や解決策を見出すのが目的ですので
怒りに身を任せずに、立ち振る舞っていきましょう。
アンガーマネジメントに関しては
私がここで書くよりも
参考図書等を読んでいただいた方が良いと思いますので、ここでは私がやっているテクニックのみのご紹介をさせていただきます。
私がやっている事2つ
①とりあえず「あーなるほどね」と言うと決めつけておく。
です。
どんな事を言われても
「あーなるほどね」です。
あなたはバカですよね?
「あーなるほどね」
あなたはこんな事もできないんですか?
「あーなるほどね」
もっとちゃんとやってくださいよ!
「あーなるほどね」
こんな感じです。
ちょっと最近怒りんぼうになったなぁ
と自覚している人は是非やってみてください。
②考えているフリをして6秒黙る
これも基本ですね。
怒りの感情は6秒で落ちつき始めるとのことです。
今回は以上です。
【最後に】
上司が勉強していない会社、部署はほんとに辞めた方がいいです。
こちらがどんなに勉強しても
組織の上位の者は
一瞬で部下の頑張りを一蹴してしまう権限が与えられています。
これは
会社組織という構造上仕方ない事ではありますが
そんなところで我慢して
自分の人生を無駄にするのは
ほんとに勿体ないです。
辞める権利は自由ですから
自分の人生は一度きりですから
楽しい方を増やした方が
幸せ指数は上がります。
なかなか転職へ踏み出せない気持ちもとてもわかります。
私がオススメのサイトを貼っておくので
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ご参考までにどうぞ
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