通所介護アドバイザー

高齢者デイサービス運営のイロハチャンネル

介護現場の上司は病んでしまっている

介護業界は

・基本ブラック

・基本残業

・上司は無能

・経営者は無関心

・所内で勉強してる人がゼロ

など

 

そのことから起きる弊害は以下

・人間関係がギクシャク

・勉強不足だから現場の問題を解決できない

・勉強不足な上司は経験、勘、感情で管理する

など

 

上司が学んでいない事がまず大問題ですが

 

例えもし上司が勉強しても

周りも勉強していないから話が全く噛み合わなくなります。

 

上司のアウトプットを今度は

部下が経験、勘、感情でしか物を見ないため

上司の正論が時に全否定される事もあります。

 

そればかりか

「良かれ」

と思って発信したことが逆効果になることさえあります。

 

その状況にぶち当たった上司は

「なぜ正論が通用しないんだ?」

「君たちは否定しかしない!」

「俺の話を理解できない皆はバカだ!」

と半分「拗ね」に近い形の心理になってしまっているのではないでしょうか。

 

ではどうするか?

ここで私が強くオススメするのは

構造思考

です。

 

構造思考とは

例えば

 

事故が多い道があったします。

そこで

「気を付けて運転して!」

というのはナンセンスなのは分かると思いますが、実はこれは仕事現場ではやりがちではないでしょうか?

 

それでいて決め事を守れない部下がいるとさらに腹が立ってしまいますね。

「あれだけ言ったのにー!」といった感じです。

 

このように単なる「オモテウラ」の注意喚起だけでは事態は終息しないのは当然です。

それで問題解決ができたら誰も苦労はしません。

 

ここで大切なのは

「なぜ事故が多くなるのか?」

という構造に目を向けていく

ということです。

 

ここでいうと

個人のドライバーのせいにするのではなく

・信号機を増やす

・スピードが出ない車に乗る

・そもそも車に乗らない

・道にミラーを付ける

・敢えて道を狭くする

・車線を増やす

などです。

 

このように構造的に物事を捉えて

問題を解決していく。

ということです。

 

そのため上司は

問題が起きたのは人のせいでは無く

そのような問題が発生する

構造にした自分が悪い

 

というように

自責

で物事を捉えていかなくてはなりません。

 

このように考えれば

「何回言ってもあの人は言うことを聞かない!」

なんていう人間関係の溝も少なくできます。

 

まとめ

訓練しましょう!

人のせいにしない訓練

です。

 

日常生活の身近なところから始めましょう。

 

例えば

トイレットペーパーが無くなっているのに家族の誰も言ってくれなかった!

 

という問題も

 

構造に目を向けます。

トイレットペーパーの在庫はいつでも見られるように置き場所を変えていなかった自分が悪い。

 

と捉えましょう。

 

これは一つの例ですが

自分に降りかかった様々な小さな問題は全て

構造的に捉え、仮で「当たり」をつけていく目線を持ってみてはいかがでしょうか?

 

全ての問題はシステムエラー!

ということを忘れないでくださいね。