通所介護アドバイザー

高齢者デイサービス運営のイロハチャンネル

休止中のデイサービスがやるべき事、導入編

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現在コロナの影響により、営業を自粛している高齢者デイサービスさんも増えたと思います。

 

今回は、そのような休業させざるを得なくなってしまった高齢者デイさんが

この休業中にやるべき有益なアクションが2つあるのでそれをご紹介していきます。

 

 

まず、休業中のデイサービス運営において

目先の利益を取りに行こうとしてもさほど意味がない

というお話からしていきます。

 

どうも休業中のデイサービスさんを見ていると

訪問での機能訓練を実施し40%の報酬を得ようとしたり

お買い物の代行を自費サービスで行おうとしたり

 

付け焼き刃的に何かをしようとしてしまう事業所さんが多いように感じています。

 

やった事もないようなサービスを満足に提供できるほど柔軟性の富んだ業界でもないですし

・従業員にもスキルがない

・費用対効果的にもさほど利益が出ない

 

という

関西風に言うと「何してるこっちゃわからん」

状態になってしまう事が非常に多いです。

 

たしかに何かをしようとする心構えはとても良い事だと思いますが、要はこの休業の損をいかに埋めていくか?

という視点に目が行き過ぎて「本当に大切なこと」

を見失ってしまってはないか?

というのを立ち止まって考えてもらいたいです。

 

ここでいう「本当に大切なこと」というのは

「笑顔」や「元気」という抽象的な概念ではなく

もっと本質的なイシューであるということです。

 

本質的なイシューという面で考えた時に

デイサービスが日頃から安定的に利益を生む事ができているのはなぜでしょうか?

 

無論「利用実績を上げていく事」だと思います。

 

たしかに、細かな保険外サービスを行い

収益を積み上げている事業所さんもあるにはあるのですが、それはほんのおまけに過ぎません。

 

自費サービスはやり過ぎた場合は

年金から捻出している方が多い利用者さんのお財布を苦しめる可能性もあります。

 

あくまでも自費サービスというのは、本利用あってこそのオプションサービスである事を忘れてはいけません。

 

「車を持っていない人が車屋さんに行ってカーナビだけを買うなんてあり得ない」

というのと極端ですが、同じような理屈です。

 

やはり

総じてどの面から見ても、

1番破壊力があるのは「本利用」です。

 

そのため「本利用に繋がる何か」

に着目せねばなりません。

 

ビジネスチックにいやらしい言い方をすると

「利用再開の本利用までマネタイズするタイミングを後ろにズラせ!」ということです。

 

やっとお待ちかねの結論に入っていきます。

 

ズバリ

「付け焼き刃的なサービスは一切やめろ」

その代わり

「リストを取れ」

「電話をしまくれ」

という事です。

 

さて、いよいよ具体的なアクションプランの話をしようかと思います。

 

が、すみません、本日はここまでにします。

 

次回はいよいよ、核心部分であるこの2つのアクションプランを具体的に説明していく記事を書こうと思いますので、明日もお楽しみ!

 

【最後に】

このコロナ騒動に頭を抱えている皆さん、

この度は非常に大変だと思いますし

今も見えない敵と戦っている最中だと思います。

 

どうかこれに負けずに高齢者さんのために打ち勝っていただきたいと思い、応援しています。

 

そして、そこで転職を余儀なくされてしまった従業員の皆さん、大丈夫です。

 

介護自体はなくなりません。

今も感染のリスクを最小限に抑えて運営し、なんとか収益をあげられている事業所さんもたくさんあります。

 

転職はまだまだ可能だと思います。

 

また

いまはなんとかなっているけど近い将来

このままじゃマズイかも、と思っている方も

 

私も利用したことのある、オススメの転職サイトのリンクを貼り付けておきますので

無料ですし、一度入力だけでもしてみてください。

 

 

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