通所介護アドバイザー

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介護現場、手軽にできる社内評価の上げ方、その1

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現場オペレーションで動くスタッフは毎日の通常業務はやって当たり前で

 

いくら通常業務を自分なりに全力で頑張っていても、それは当たり前の範囲を超えてはいきません。

 

そうなると

「頑張っているのに評価してくれない!」

という不毛な争いの状態に陥ってしまいます。

 

とはいえ

私の個人の見解としては

「毎日の現場オペレーションを通常通り実施してくれる労働者は評価してあげたい」

という気持ちもあります。

 

しかしながら現実はそうもいかず

 

ある意味たくさんのスタッフでも回せるようにカスタマイズされた現場オペレーションでは

 

教えられた内容や

マニュアルや

手順書通りに仕事を行えば

ある程度の成果は出せてしまいます。

 

 

となると

全員を常にMAXに近い評価にせねばならず

これを慢性的に行ってしまうと

 

社内での良い意味での競争力や創造性、個性などが表に出てこなくてなる可能性もあります。

 

1番怖いのは

変化を恐れる集団になってしまう

という事です。

 

それもそのはずです。

労働者は現場オペレーションを回す事がMAX評価になるのであれば、オペレーションを変更する事が1番嫌になるからです。

 

もう一度オペレーションを覚え直さないといけなくなりますから、特に物覚えが悪いと自覚している人からの反発は強くなるはずです。

 

そのため

「現場は回してくれていてありがたいけれど、特に突出して成果を出してくれている訳でもないし、まぁこれくらいでいいか」

という感じになってしまいます。

 

「もうちょい頑張ってね!」なんていう感じで

良いんだか、悪いんだかわからない

中途半端な評価になってしまいます。

 

すると

いつしか

その「中途半端評価」が

一種の「キャラ」のようになってしまいます。

 

言い換えれば、

可もなく不可もない社員になってしまいます。

 

一度このような「キャラ」になってしまうと

無難なポジションで無難な成果

大当たりもなければ大ハズレもない。

 

そんな立ち位置になってしまいます。

一度陥ると抜け出すのが大変になります。

 

 

今回はそんな

「気付いた時には遅かった!」

 

なんて事にならないようにするにはどうしたら良いのか?

 

という事を

具体的なアクションプランとともにお届けしたいと思います。

 

要は評価されるキャラの作り方のようなものです。

固い言葉で言うと

「評価されるためのポジションの取り方」

という事です。

 

評価されるキャラ

頑張っているキャラ

成果を出しているキャラ

になる事が必要です。

 

【注意】

その前に一つだけ注釈しておきますが

あなた自身が「評価されたい!」と思っていなければそもそもこの記事を見る意味がありません。

 

少なからず、今の会社でせっかく頑張っているのだからと、適切な評価を得たい!

と強く思っているという事を前提で話を進めます。

 

それでは前提が非常に長くなりましたが

アクションを書いていきます。

 

【アクション1】

・当たり前の事は誰よりも率先する

です。

 

正直、書くか迷いました。

でも、やはり1番大切なので書きます。

 

当たり前の事は誰よりも率先する

というのは以下の解釈で良いでしょう。

 

・無遅刻無欠席

・言葉遣い、接遇

・誰でもできる仕事では最大限の成果を出す

・イベントなどの小さいけれどゼロイチの仕事は全てプロジェクトリーダーに立候補する

・とりあえず手を挙げる

 

などです。

 

【アクション2】

・会議では司会進行と議事録を担当させてもらう

です。

 

社会人の晴れ舞台は、会議です。

 

あまりやりたがらない会議の司会進行と議事録担当は、自分の能力をアピールできる1番のポイントです。

 

 

まず司会進行について

ですが

最初はとにかく会議で喋る事が大切です。

 

しかしながら毎回の会議で

「ズバッと的を得た発言をしまくる」

というのではハードルが高過ぎます。

 

そのため

まずは「発言しているキャラ」を手に入れるために

1番手取り早いのが

「司会進行」です。

 

中小零細介護企業の会議の司会進行では

 

予めの5分で上司と打ち合わせをしていれば

問題なく行えますし、やる事はアジェンダの切り替えや最初と最後の挨拶くらいです。

 

このようなアクションだけで

「発言しているキャラ」や

「自らやりたいです!と言えるキャラ」

を手に入れられるのであれば安い物です。

 

さらに

慣れてくれば、意見をまとめたり、要約したり

ファシリテーターとしてのキャラも確立できる可能性が高まります。

 

こうなればもう

会議の中心人物の仲間入りができ、会議で発言しているキャラを確立することができます。

 

会議で中心人物になれれば

社内の評価は上がっているも同然です。

 

今回は長くなるので以上です。

次回はアクション3以降のお話と

まとめを書いていきたいと思いますので

そちらもどうぞお楽しみ!

 

【補足】

社内評価は経営者によっても

または

直属の上司によっても変わります

 

そもそも人間として疑問の覚えるような経営者や上司のいる会社はやばいです。

すぐにでも転職してください。。。

 

さらに

小さい会社であれば

理念を隠れ蓑にし

 

利用者さんのために頑張ろう!

的な事を言っている会社は今すぐ抜け出してください。

 

また、お給料や有給の話に触れてはいけない

みたいな雰囲気を醸し出しているような会社もヤバイ会社です。

 

従業員の事を駒としか思っておらず

従業員の時間を搾取しています。

 

あからさまにこうなのであれば

すぐにでも転職に踏み切ることができますが

 

もっとタチが悪いのは

成長もなければ収入の増も見込めない

ホワイトブラック企業です。

 

定時に帰れる

パワハラがない

単純作業ばかり

 

一見良いように見えますが

言い方を変えればぬるま湯です

 

35歳以下の方はちょっと気を付けた方が良いが良いかと思います。

 

それに気付いた方は是非転職、または起業を考えなくてはなりません。

 

最後に

私のオススメする転職サイトも貼っておきますので

無料ですので、覗いてみてください。

 

転職支援金がもらえる介護J J

 

 

人気ナンバー1のケアジョブ