デイ運営の2つのキモ
前回、前々回では
①高齢者デイは実は超ブルーオーシャン
②やるなら3時間のフロメシなしのタイプ
③運動メインにする
というお話しました。
もしまだ以前のブログ記事を読んでない
という方は是非ご覧ください。
さて今回は題目にもなっている
【デイ運営の2つのキモ】
という話をします。
まず以前の記事にも書きましたが
「3時間フロメシなし」
ということであれば
「そのデイに通うメリット」
を強く示す必要があります。
そしてそのメリットを上手く伝えていくための
デイ運営の2つのキモ
というのを今回、書いていきます。
では本題です。
【1つ目キモ】
「スクワット特化」
です。
なぜスクワット特化が良いのかというと
もちろんですが高齢者さんは、複雑な動きはできません。
いくら良いメニューの提供ができても
動きそのものができなければ、なんの効果も生み出しません。逆効果の可能性もあります。
それならば
いっそのこと、メニューを一つに絞り
選択と集中でやっていった方が成果が出しやすいという事に気付きました。
そればかりか
利用者さん自身も動きに慣れてこられるので
ビフォーアフターの感覚も得やすく
感覚レベルでも成果を実感しやすくなります。
それにより
進んでいる事を実感できるため
モチベーションも上がってきやすいです。
さらに
スタッフへのノウハウの落とし込みもスムーズになります。
デイサービス運営ではパートスタッフさんの活躍がとても重要になってきます。
そのためリハビリが機能訓練指導員に属人化してしまっていては非効率です。
そうなるとパートスタッフさんへの機能訓練のノウハウも身につけていってもらう必要があります。
その際に
覚えるメニューが多すぎて
煩雑かつ専門性が高過ぎると
ノウハウの浸透にリソースが割かれてしまいます。
そのため、
「スクワットに特化」すれば、
そのような不安要素を払拭できやすくなります。
以上の理由から
スクワットに特化させる
というのがいかに有益であるかが
わかっていただけたかと思います。
【2つ目のキモ】
次に2つ目キモとして
必ずやっていただきたい事は
体組成計則を行う
という事です。
これは
機能訓練に力を入れるデイサービス運営では
基本中の基本になります。
この体組成計則があると良いメリットは主に以下になります。
・体を数字で可視化し、弱点をお伝えできる
・弱点を克服するという明確な目標ができる
・話題にする事ができ、営業になる
などです。
体組成計則を導入する事自体が
新しいと言われてしまう介護業界では
導入するだけで差別化ができます。
スポーツ界では当然な事なのですが
高齢福祉界ではなぜか驚かれます。
要は他と違う事をしているという事をアピールしながらも「ちゃんとやっている」という印象を与える事ができるため、安心感にも繋がります。
「3ヶ月に1度の計測をしていく」
という事で進めれば
「じゃあ3ヶ月頑張ってみるか」
と成約に至るキッカケ作りにも用いる事ができます。
ケアマネさんやご家族さんにも非常に喜ばれます。
特にケアマネさんへ、営業をかける時に
パンフレットをペラペラ持っていくよりも
計測用紙を持っていき
「こういう方がこういうリハビリをして
〇〇ヶ月後にこのようになりました」
と営業もかけやすくなります。
以上の理由から、体組成計則の導入は
とても重要である事をご理解いただけたかと思います。
【最後にまとめ】
今回のまとめをすると
デイ運営で大切なキモは2つ
1、スクワットに特化させる
2、体組成計則を導入する
です。
1、では
メニューの選択と集中を行うことで得られるメリットは大きく2つです。というお話をしました。
①利用者さんへの浸透がしやすい
②スタッフへの浸透がしやすい
でした。
続いて
2、では
①お身体の客観視からの弱点の克服を目標にできる
②ケアマネさんへの営業もかけやすくなる
でした。
いかがでしたでしょうか？
もしも
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もやっていますのでフォロー後DM等でご連絡いただければと思います。
ありがとうございました。
