具体的にどんなデイをやれば良い?
今回は実践編ということで、具体的にどのような形のデイサービスが一番成果を出しやすいのか?
というお話をしていきたいと思います。
最初に前提としてのお話をしておきます。
まず初心者さんが
高齢者デイサービスを運営する上で
「選択すべきタイプ」
というのが大きくあります
それは
3時間
お風呂なし、ご飯なし
のタイプです。
この他にも3時間でお風呂あり、ご飯なし
というのも都内で流行っているフランチャイズ店舗があったりもしますが経験やノウハウが積み重なっていない場合はオススメはできません。
※ノウハウが積み重なっていけば差別化の意味でやってみるのは良いかも知れず、全部を否定している訳でございませんので注釈入れておきます。
さて本題です。
今回
私が推奨させてもらいたいタイプのデイサービスは
「3時間でお風呂なしご飯もなし」
のタイプです。
これはなぜかというと、ご想像が容易いかと思いまずか
まず
ご飯を出すということについてです。
ご飯を出すということは少なからず厨房が必要だったりご飯を出す以上はそれなりの質も求められます。
それに加え
食材の仕入れ、在庫管理、調理から時間的なオペレーション、食品ロスのリスクなど
総合的に考えても初心者には難しい面が多いのでオススメができません。
「ご飯は外注すれば良い」
という意見もありますが
はっきり申し上げて、外注のご飯で美味しいご飯に出会ったことがありません。
どんなに美味しくなってるとはいえ
やはり手作り、ホカホカ出来立てには敵わないです。
今後の高齢者さんのニーズ的にも
外注しているご飯は人気が出ずに
費用や手間の割に満足度も高くなく
やらない方が良かったなんて事にもなり兼ねません。
次にお風呂。
お風呂に関しても
浴室、脱衣所、水道、ボイラー、ガスなどの設備投資も大変で
かつ
スタッフの負担も大きいです。(人件費も)
それに1番の要因としては
どうしても
オペレーションがお風呂中心に回ることになってしまうため
利用者さんにリハビリ等を一生懸命にやってもらって体力をつけたり、成果を出していくことが難しくなります。
簡単に言うと
「お風呂やると大変で差別化もはかりにくくなる」
ということです。
【まとめ】
最後にここまでをまとめます。
まず
タイプとして色々ある高齢者デイサービスですが
デイサービス運営で大切なのは
①差別化
②成果を出す
という事になります。
そのため
ご飯やお風呂をしてしまうと
現場オペレーションが複雑になりやすく
かつ
利用者満足度も飛び抜けて高くすることが難しくなります。
設備や変動費のコントロールも難しく、デイサービス運営をした事がない方にとってはとてもハードルが高くなりがちです。
そういった点から
まずデイサービス運営の独立を考えている方にオススメなのは
3時間
お風呂なし
ご飯なし
のタイプです。
以上です。
今回はここまでにします。
次回は差別化を図るために必要なのは〇〇だけ!
というテーマで実績編その2を書きたいと思いますのでお楽しみに!