その③機能訓練指導員の大切な仕事とは?
前回、前々回の続きです。
機能訓練指導員の大切な仕事とは
大きく分けて以下の3つというお話をしております。
その1、体験に来られた利用者さんを本利用に導く
その2、機能訓練のオペレーションを考案する
その3、体組成計測、動画で訴求する
となります。
という話をしてきております。
今回はいよいよ
シリーズ最終話
その3
体組成計測、動画で訴求する
というお話をしていきたいと思います。
結論から申し上げると
とにかく見える化して
わかりやすく訴求していく
ということです。
体組成計測とは
筋肉量を四肢体幹で数値化してくれる機器ですので、数字の比較になるため、筋肉量の少ない部位(弱点)などをすぐに発見、特定ができます。
さらに、ビフォーアフターも勿論数字で比較するため、客観性があります。
また
動画
も同じように、数値化しづらい動きの部分を、動画に残しておけば一目瞭然で比較する事ができます。
このように
体組成計測と動画を使い
ビフォーアフターを取っていくというのがとても大切です。
機能訓練指導員さんはこれらを
「営業の武器」
として体験に来られた利用者さんにお見せしていってもらいたいです。
また、そのデータをタブレット端末などに入れ直し、本人さん、ケアマネさん、家族さんへの営業ツールとしても確立していってもらいたいです。
この2つの営業の武器は
現地、現物、現場があってこそ得られるものです。
1番良いのは「スクワット」のビフォーアフターを撮影しておく事です。
半年くらい経てば
どんな方でも動きがスムーズになりますし、見た目では分かりづらくても、ビフォーと比較するとやはり違いを見る事ができます。
その他に
それらをうまく運用するための
仕組み作りを考える必要もあります。
例えば
体組成計測の測るスパンをどうするのか?
(3ヶ月に1度の計測を推奨)
またはそれらを管理する役目
動画を撮影する時はどのメニューを撮影するか?
(全メニューやっていたらキリがないのでスクワットを3ヶ月に1度の撮影を推奨)
またはそれらを管理する役目
など、管理したり、説明したり、
また、それらを再現性の高いものにしていくために他のスタッフへと落とし込んでいったりと
様々な方面でマネジメントしていく必要があります。
これも機能訓練指導員の大切な大切な
お仕事になります。
※体組成計測定機器が無いという事業所さんも動画での記録というのをというのは可能だと思いますので、是非行って欲しいです。
以上です。
【まとめ】
まとめに入ります。
全てをまとめると
機能訓練指導員の大切な仕事とは?
大きく分けて3つあります。というお話をしました。
その1、体験に来られた利用者さんを本利用に導く
その2、機能訓練のオペレーションを考案する
その3、体組成計測、動画で訴求する
です。
その1では
体験の利用者さんが成約してもらえるために体験での営業スクリプトをしっかりと準備しておく事。
例えば、既往歴などから今お困りの事は何か?などを先回りして考えておき、それを解決できる準備がこちらにはあります。
という感じで訴求していく必要があり、それらを構築するのは機能訓練指導員の大切な仕事であると解説しました。
次に
その2では
機能訓練のオペレーションを考案する
でした。
これは
最近のデイサービスは通う意味を分かりやすく訴求する必要があり
通って良くなったという効果も実感出していただかなくてはならない時代に入りました。
そのため、これまでのレクレーションや集団体操では不十分である事が多くなるかと思います。
そのため、より効率的かつ効果的に成果を出すためにも、スクワット運動をオペレーションに導入してもらいたい。
という話でした。
そうなると、スクワットは1対1の指導になってくるので、オペレーションの変更が必要になったり、機能訓練指導員だけが行うのが難しくなります。
そこで、パートスタッフさんにも
ある程度の機能訓練指導業務をアシストしてもらわなければならなくなります。
その際に様々な方面をマネジメントしていくのも機能訓練指導員の大切な仕事となります
その3では
体組成計測、動画で訴求する
という事でした。
これはとにかく
ビフォーアフターをわかりやすくするために客観性の強い体組成計測と機能訓練中の動画などを管理するということです。
また、それらを事業所内で共有したり、属人化しないように社内からの理解というのも得るために動いていくのも機能訓練指導員の大切な仕事となります。
以上です。
機能訓練指導員は機能訓練メニューを利用者さんへ提供するだけではなく、営業の武器やスクリプトを駆使していく必要があったりと、とても重要なポストです。
是非、1度その辺りを意識してやってみてください。
【最後に】
やはり変化に疎い組織はいずれ 淘汰されると思います。
時代が変化しているのに、変わろうとしない、または変わらない体質の組織が生き残れた例はありません。
その証拠に おそらく変化を恐れて行動していかない組織では 昇給やスキルアップ、市場価値の向上などはほとんど望まないでしょう。
そのような組織にいつまでも居続けるのは 正直オススメできません。
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