通所介護アドバイザー

高齢者デイサービス運営のイロハチャンネル

その②機能訓練指導員の大切な仕事とは?

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前回の続きです。

 

前回は

機能訓練指導員の大切な仕事は3つある。

というお話をしました。

 

それは

その1、体験に来られた利用者さんを本利用に導く

その2、機能訓練のオペレーションを考案する

その3、体組成計測、動画で訴求する

でした。

 

前回は

「その1」をご説明させていただきました。

※まだ見ていない方はそちらもどうぞ

 

さて今回は

その2

機能訓練のオペレーションを考案する

の説明に入っていきます。

 

機能訓練指導員というのは

機能訓練のメニューを実践するだけが

仕事ではありません。

 

本当の仕事というのは

「現状のオペレーションをどのように効率よく、かつ効果的にしていくか?」

というのを考えるのが仕事です。

 

そうなると以下の事全てを網羅する必要があります。

・現状把握からの問題解決力

・他のスタッフへの落とし込み

・上司への根回しなどのマネジメント力

などです。

 

この辺りはとても繊細な能力が必要になります。

 

オペレーションを変えようとすると

様々な問題が発生します。

 

例えば

・スタッフや上司からの反発

・検証に時間がかかる

・新オペレーションに慣れるまで時間がかかる

・例外をどのように設計に組み込むか

などです。

 

これらを全てクリアしていかなくてはならないため、相当な時間と労力が必要になります。

 

ましてや、

言い出しっぺになったのであれば、矛盾への突っ込みや不満などの集中砲火を浴びる事にもなり兼ねません。

 

しかしながら

そんな事を言っていても何も始まりません。

 

専門知識を持った機能訓練指導員であれば

それらの苦難に立ち向かっていき、

利用者満足度

従業員満足

延いては利用者数の増加

に寄与していかなくてはなりません。

 

まずは、機能訓練指導員さん自身が

「このままじゃダメだ!」

と決心する事から始まります。

 

【じゃあどうするのか?】

精神論だけ言っていても仕方がないので

以下では具体的な方法論を唱えていきます。

 

 

各事業所さんでオペレーションは違うと思いますので、細かいところまでは言えませんが

絶対にやっていただきたいアクションがあります。

 

それは

「機能訓練にスクワットを取り入れる」

という事です。

 

なぜなら、これからの時代、デイサービスの機能訓練であっても、わかりやすい結果を出していかなくてはなりません。

 

そのためには、

利用者さんには「動きやすくなった!」

という実感を確実に持ってもらう必要があります。

 

となると

65歳から75歳くらいの比較的お元気な方に対しては、旧態依然のグループ体操やレクレーションでは満足してもらえない事も増えると思います。

 

その点、スクワットは

・簡単

・大きな筋肉を動かす

・安全

にできるメニューで非常に効果が出やすいメニューです。

 

「スクワット」だけでも良いので、

スタッフがしっかりと指導する形で反復的かつ継続的に実施していける「仕組み作り」を構築してもらいたいです。

 

もちろん「仕組み作り」ですので

パートスタッフさんにも指導してもらう必要が出てきます。

 

是非とも、組織として利用者満足度を高めていってもらうためにも、その際に浮上する様々な前記した課題にも、

前向きに取り組み、実際のオペレーションに取り入れていただきたいと思います。

 

これこそが

機能訓練指導員の大きな大きな仕事になります!

 

【最後に】

やはり変化に疎い組織はいずれ 淘汰されると思います。

 

時代が変化しているのに、変わろうとしない、または変わらない体質の組織が生き残れた例はありません。  

 

その証拠に おそらく変化を恐れて行動していかない組織では 昇給やスキルアップ、市場価値の向上などはほとんど望めないでしょう。  

 

そのような組織にいつまでも居続けるのは 正直オススメできません。

 

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