通所介護アドバイザー

高齢者デイサービス運営のイロハチャンネル

その①機能訓練指導員の大切な仕事とは?

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今回は高齢者デイサービスの機能訓練指導員の

1番大切な仕事とは?というテーマで書きます。

 

早速、本題へ入っていきます。

 

機能訓練指導員の大切な仕事とは

大きく分けて以下の3つです。

その1、体験に来られた利用者さんを本利用に導く

その2、機能訓練のオペレーションを考案する

その3、体組成計測、動画で訴求する

となります。

 

シリーズ化して今回は「その1」を解説していきます。

 

【その1】

「体験に来られた利用者さんを本利用に導く」

についてです。

 

前提として、これからのデイサービス市場は間違いなく機能訓練型の短時間デイサービスが伸びます。

 

その理由は

「65歳から75歳の比較的お若い方が介護を予防する目的として利用されるケースが多くなるため」

です。

 

そのため利用者さんに支持してもらうためには機能訓練でいかに差別化していくか、

というのが大切になります。

 

もっというと

無料体験にお越し頂いた際に、

そのご利用者さんのお悩みや不安などをいかにして解決していくのか?

というのを明確に提示することが最も大切になります。

 

【どうやればいいのか?】

ここからは、それらを体現するための明確なアクションプランをご説明させていただきます。

 

まず反対に、

機能訓練指導員が

やってはいけない体験時のご案内についてお話していきます。

 

やってはいけないご案内とは

「準備せずに対応する事」

です。

 

体験の前に

必ず既往歴等は確認するとは思いますがそれだけでも不充分です。

 

細かい話に入っていきますが

まずは情報は拾い上げ、話題を作ります。

 

例えば

住所です。

近くのスーパー、コンビニ、病院など、その方の生活圏の事は下調べしておく必要があります。

 

次に

既往歴

です。

生活の中で不安または、面倒に感じられている事は何か?

というのも調べる必要があります。

 

そして最も大切なのは

しっかりとスクリプト化する事

です。

 

体験に来られた利用者さんをいかにして成約していただくかをマニュアル化し、再現性を持たせる事が重要になります。

 

そのため、臨機応変に対応することを前提とせず、まずは準備した事を実践してください。

 

その上で臨機応変に対応するのならばOKですが

私の肌感覚で言うと、

 

多くの高齢介護のデイサービスさんでは

「ありのままのウチを見てもらった方が本利用の時のためにも良い」

 

と全く準備せずに体験利用者さんに接してしまっている事業所さんが多いように感じています。

 

確かに、それも一理あります。

しかし、特別扱いする訳ではないですが

始めての場所、始めての人で、ただでさえ体験時は不安がいっぱいです。

 

その不安をまず取り除くためにも、より丁寧なご案内が必要となります。

 

付きっきりのアテンド役スタッフを1人付けても良いくらいです。

 

機能訓練指導員が送迎業務もやっているのであれば、敢えて機能訓練指導員が体験利用者さんをお迎えに行き、車内での会話を増やすなどで対応しても良いでしょう。

 

今回は以上です。

是非、準備に準備を重ねて、体験利用者さんをご案内してみてはいかがでしょうか?

 

【最後に】

やはり変化に疎い組織はいずれ淘汰されると思います。

 

時代が変化しているのに、変わろうとしない、または変わらない体質の組織が生き残れた例はありません。

 

その証拠に、おそらく変化を恐れて行動していかない組織では昇給やスキルアップ、市場価値の向上などはほとんど望まないでしょう。

 

そのような組織にいつまでも居続けるのは正直オススメできません。

 

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