介護一般職の出世の仕方

今回は介護職に就いている方の出世の方法について書いていきます。

「どうやったら給料が上がるか？」

という言い換えもできると思います。

早速、結論から申し上げます。

介護職に就いている方の最も有効な出世への方法は

ズバリ

「キャラづくり」

です。

この言葉で終わっても良いくらい、

読んで字の如くです。

しかしながら、

大きな補足が必要になりますので

それを書いていきます。

まず、大前提が2つあります。

1つ目は

「社長などの意思決定者に気に入られている事」

です。

結論で申し上げた「キャラづくり」の

手前にある条件です。

明るく元気になんでもやらせてください！

という積極的な姿を見せるだけでOKまでとは言いませんが、とても大事なことです。

普段から「アイツに任せておけば大丈夫だ！」

と思われるような立ち振る舞いをする事が重要になります。

難しく考える必要はありません。

できる人であれば、ご自分の胸に手を当てて考えればわかるはずです。

介護は中小企業がほとんどです。

中小企業はほとんどが「社長、上司の一声」

で意思決定がなされます。

そのため、意思決定者に嫌われている時点でその組織での出世はあり得ません。

媚びろ、と言っている訳ではなく

「いちいち上の意思決定に文句を言うな」

ということです。

一度決まったやり方で最大限の成果を出して、

上司、経営者から一目置かれる存在になる必要があります。

会社組織というのは

トップダウン方式で成り立っています。

例え、上司や経営者の意思決定に抜け漏れや本質を捉えていないような意思決定だったとしても

それを陰で否定し、仲間内で「わかってないよな」と言っていても仕方がありません。

もし、改善点があるのならば

改善提案や代替案を提示し、

アクションプランをタスク化するまでを

形にして上司や経営者へ差し出しましょう。

さらに、どのように伝えれば角が立たず

相手を否定しないで伝えられるか？

などのテクニックも勉強しないといけません。

正しい事を伝える事が提案ではないのです。

ここまでは話で

「何を言っているのかわからない」

という方は要注意です。

そのような状態で上司や経営者に案を持っていっても、即刻破棄されるでしょう。

その辺りは自学自習が必要になるかと思います。

2つ目は

誰かが辞めない限り出世は不可能

という事です。

これは非常に難問ですが、考えると当然です。

いくら1つ目の「気に入られる」というのをクリアできたとしても介護系企業はこれがあると出世はできません。

「出世」というのは広義で役職が１つ上がる

事を指しますが

例えば

デイサービスで考えると

管理者が1番上にいて

次に

生活相談員や機能訓練指導員がいて

次に

せいぜいケアリーダー的な人物がいるくらいでしょうが、

その中の誰かが辞めない限り

そのポストが物理的に空いていないため

そこに入ってはいけません。

人事考課などがある会社であったとしても

役職が同じであれば、さほど給料の差は出てこないと思います。

つまるところ

介護企業での役職を上げるためには

「誰かが辞める」

あるいは

「新規出店」

をしない限りあり得ません。

その事は頭の中に入れておかねばなりません。

その事を頭に入れたとして

頑張っても報われないかもしれないからと手を抜くようではダメです。

だからと言って管理者に毒を盛るなんて事はできませんので、いつチャンスが来てもいいように準備が大切になります。

突然上司が辞めることもあり得ない事ではないです

そのためにも①でも言ったように

組織の意思決定には従い、最大限の成果を出す。というのをやっていかねばなりません。

そんな中でも、どうしても出世が見込めないと思った方はもう

介護福祉士を取得し

転職するしかありません。

転職先も

新規オープンのデイサービスを狙い打ちする事をオススメしています。

新規オープンの所であれば

最初から介護福祉士募集！

という感じで資格手当が就いてる職種が募集されていたり、生え抜き古株の立場になれればケアリーダー的な役職にもつく事ができます。

少なくとも、今いる職場の給与よりも高くなると思います。

  【最後に】

上記の事に加えて、やはり変化に疎い組織はいずれ 淘汰されると思います。  

時代が変化しているのに、変わろうとしない、または変わらない体質の組織が生き残れた例はありません。  

その証拠に おそらく変化を恐れて行動していかない組織では 昇給やスキルアップ、市場価値の向上などはほとんど望まないでしょう。  

そのような組織にいつまでも居続けるのは 正直オススメできません。  

そのためにはまず、介護福祉士を取得しましょう。

そして転職を視野に入れつつ

リーダーシップ

マネジメント

問題解決

質問力や提案力

ファシリテーションスキル

なども今いる会社で身につけておきましょう。

今回は以上です。

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