通所介護アドバイザー

高齢者デイサービス運営のイロハチャンネル

高齢者デイ、差別化のために

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オススメするデイサービス運営のタイプは

 

・3時間

・お風呂無し

・ご飯も無し

である。

 

というお話をしました。

ここからが本題に入るのですが

 

3時間、お風呂、ご飯無し

の運営をするとなると最も考えないといけないのは

「差別化」です。

 

とはいえ差別化というと

他がやっていないことをしないといけないと

思いハードルが高いような気もしてしまうのですが

 

前回のブログにも

「ちょっと残念なデイサービスが多い」

という事も書かせていただいております。

 

そのため一言で言うならば

 

「このデイサービスを利用したらどんなメリットや成果が得られるか?」

 

ということを明確に示せれば

差別化OKのラインまで達する事ができます。

 

ある意味当然の事なのですが

実際問題、現在のデイサービス業界ではこういった事がそこまで体現できていないようにも感じます。

 

勿論、全部が全部そういう訳ではありませんが

 

エビデンスに基づいた論理的なアプローチと

笑顔になってもらいたいという感情的なアプローチ

 

のダブルエンジンで運営ができている所はまだまだ多くはないと思っています。

 

どうしても

利用者さんを上手い事回転させるためにはどうすれば良いのか?

という方向に思考が偏ってしまい心の部分が置いてけぼりになったり

 

逆に

心の部分を重視し過ぎたあまり

上手くオペレーションが機能せずに結局待ち時間が多くなってしまったりと

 

いかんせん

オペレーションやサービス内容が

上長の感覚で決まってしまう事が多い業界ですので、仕方が無いと言えば仕方がないのですが

 

そこさえクリア出来れば

より有意義なデイサービスの運営ができるのではないかと考えています。

 

そこで

ここからがとても大切な話になるのですが

 

じゃあここでいう

論理と感情のダブルエンジン運営を実現するにはどうしたら良いか?

 

という事についてですが、ズバリ

「機能訓練」に力を入れよう!

ということです。

 

なぜ

「論理と感情のダブルエンジン運営」を実現するためには

「機能訓練」に力を入れるというのが今回の答えになるのかというと

 

①利用者さんの身体を可視化し

 

②利用者さんの要望を聞き、身体を鍛える

 

③利用者さんのできないができるようになるためのアプローチをする

 

④結果、スタッフにはやりがい、利用者さんにはモチベーションを

それぞれ与える事ができるということです。

 

要は

オペレーションを機能訓練中心に考案する事ができる上に、注力する軸も定まります。

 

さらに

利用者さんの健康にも寄与する事ができるため

メリットが多大です。

 

こういったいくつかの理由から

オペレーションの最適化のハードルが必然的に下がるということに加えて

 

「利用者さんのできないを、できるに変えているんだ」という心のアプローチも必然的にできるようになるから

 

です。

 

つまり、このように

・理念

・タスク

・オペレーション

をセットにして考えられる

・3時間型

・お風呂無し、ご飯無し

・機能訓練に力をいれる

のデイサービス運営が非常にオススメとなります。

 

 

今回はここまでです。

 

前回と今回で

だいぶ具体的な話をしてきましたが

まだ回収できていないフラグが2つ

あります。

 

そのフラグとは本文中にも出てきましたが

・利用者さんの身体を可視化する

というのはどう言う事なのか?

 

・実際どんな機能訓練をすべきなのか?

 

の2点です。

 

この2つのフラグ回収については、次回作にご期待ください。

 

以上です。ありがとうございました!

 

  【最後に】

やはり変化に疎い組織はいずれ 淘汰されると思います。  

 

時代が変化しているのに、変わろうとしない、または変わらない体質の組織が生き残れた例はありません。  

 

その証拠に おそらく変化を恐れて行動していかない組織では 昇給やスキルアップ、市場価値の向上などはほとんど望まないでしょう。  

 

そのような組織にいつまでも居続けるのは 正直オススメできません。  

 

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