人気のある高齢者デイサービス

まず逆に考えてみます

人気のないデイとは何か？

を考えれば自然と売れるデイについて考えることができます。

私の経験では人気のないデイは

①あいさつできない

②通うメリットが不明瞭

③暇つぶしが主体

です。

一つずつ解説していきます

①あいさつができない

これはシンプルに

このよう図式になるのではないでしょうか？

あいさつもできない

↓

教育体制、ルール、習慣がほぼ無い事業所

↓

スタッフによって質がバラバラ

↓

スタッフが自分の判断で仕事する

↓

できないスタッフ

やる気のないスタッフが質を下げる

また

できるスタッフは暴走する

↓

サービスの質が下がる

↓

満足度が下がる

↓

売れない

「あいさつ」という基本ができていないのに

良いサービスを提供できる訳ありません。

要は習慣を司れていないという事ですね。

②通うメリットが不明瞭

「あなたのデイの売りはなんですが？」

と一言で聞かれた時に1秒で「コレです！」

と答えられないとアウトです。

なんでも良いので

他でやってないであろう「売り」を作ってください。

簡単に言うと

「ここに通ったらどうなるのか？」

を明確にする事です。

私のオススメで1番良いのは

「運動」

です。

ただ、それだけでは差別化が薄いので

【スクワット特化型デイ】

というのをコンサルしたりしています。

③暇つぶしが主体

私の見解では

「塗り絵」

「折紙」

「計算や漢字ドリル」

「風船バレー、ボウリング、カーリングなどのお遊び」

これら

全部暇つぶし

でしかありません。

厳しい言い方ですが

これではなかなか差別化が図れない時代に突入しつつあります。

加えて

設備投資もできない

ノウハウもない

あるのはスタッフの

・経験

・勘

・思いつき

これではさすがに

利用者さんやケアマネさんには

支持されないようになってきているのではないでしょうか？

いち早く

暇つぶしになってしまっているようなレクをするのはやめて、新しく差別化できるものを考えましょう。

【私のオススメ！】

具体的には何かというと

毎度書いてますが

必ず運動の専門性で特化してください。

理学療法士さんがいなくてもできます。

確かに

加算を取れないとキツイ流れになっている

今日のデイサービス業界ですが

理学療法士などの機能訓練指導員が

いないから個別機能訓練加算は取れないと嘆くのではなく

それをも強みに変えましょう。

強みに変えるアクションもついでに書きます。

【強みに変えるアクション2つ】

①加算取ってないので安い！

お得！というのをさりげなくアピールする

ケアマネさんへの営業時に

「加算取れない分お安くご利用できます」

とストレートに伝えると少し印象が悪いので

例えば

「加算取ってないのですがここまでやってます」

と伝えるのが有効かと思います。

②個別機能訓練加算をそっくり

そのまま再現する

これが1番有効かつ重要です。

個別機能訓練加算は算定要件を満たしていないともちろん算定できません。

だからと言って

ウチの資本じゃ有資格者は雇えないから、、、

と諦めるのではなく

・算定要件どのようなものなのかちゃんと調べ、勉強する

・専門員がいなくても運動に関しての一通りのウンチクは語れるように勉強する

が大切です。

とにかく大切なのは

ケアマネさんには

「加算取ってないのにここまでやってくれるんだ」

と感心してもらえるくらいにやることです。

利用者さんには

他社との料金比較をバンバンやっても構わないと思います。

個別機能訓練1.2両方を算定しなければ

約100円ほど自己負担は抑えられることにもなります。

そこで

・1回で100円

・週2回利用する計算だと月8回利用で800円

・年間で800×12＝9600も節約！

・でもウチはやってることは個別機能訓練加算と同じくらいのサービスを提供してます！

と言えばかなり差別化図れます。

利用者さんがいっぱいになれば

加算が取れていなくても採算は十分に取れると思います。

そして資本体力がついてきたら

改めて専門員を雇用し、加算を取得すれば

良いですし

なんせまずは、

利用者さんをいっぱいにするためには

これが1番良い方法かなと思います。

既に利用者さんがいっぱいなところでも

この先、時代の流れ的に旧態依然の方法で運営していてはいずれ淘汰されてしまいます。

そうなる前にも

変化を大切にしていきましょう。

【ツイッター】https://twitter.com/dayserviceiroha

【最後に】

変化に対応できない

または

変化を促しても一向に変わる気配がない

そのような事業所さんは今後、介護報酬の改定などについていけずに淘汰されてしまう可能性が非常に高いです。

そのため

そのような事業所さんで勤務されている正社員さんは今のうちに機能訓練に力を入れている事業所への転職も視野に入れてみるのも良いかもしれません。

試しに

私のオススメする転職サイトも覗いて見てください

無料ですし

最近の転職サイトは簡単で使いやすいです。

参加までにどうぞ

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