通所介護アドバイザー

高齢者デイサービス運営のイロハチャンネル

第4話.介護現場リーダーの心得その1

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前回から介護現場のリーダー論的なお話しをさせていただいております。

 

前回は大前提のお話しをしました。

その大前提とは

「リーダーは読書習慣を身につけよ」

というお話しでした。

 

今回はそれとは別に、より具体的な介護現場の

リーダーが持つべき3つのマインドセットというお話しをしていきたいと思います。

 

それでは早速本題に入りますが

リーダーが持つべき3つのマインドセットとは以下の通りです。

 

1.自責思考になる

2.デザインする

3.時間とお金の設計をする

 

1つずつ解説していきます。

※2.3は長くなるので次回と次次回になります

 

【1、自責思考になる】

まず1番大切なのがこの「自責思考」です。

 

「責任者というのは責任が問われるのは当然だよね」と、ここまでは皆さんもご理解しているとは思うのですが

 

じゃあ「責任」とは具体的になんの事を指すのでしょうか?

 

よく政治家や大きな会社のお偉いさんが

「責任を取って辞任します」と言ったりする場面を見るので

 

責任取る=辞めること

というなんとなくの認識があるかと思います。

 

しかし、ご自分の会社単位で考えると

「責任を取って辞める」というのは正解ではない

と言うこともなんとなくピンとくるかと思います。

 

再びの問いかけになりますが

では一体ここで言う「責任」とは

なんなのでしょうか?

 

それこそが今回の結論になります。

 

早速結論から申し上げると

ここで言う責任とは

「全てを自分のせいである」

と捉えること

を指します。

 

特に「部下のミス」に対して

です。

 

リーダーの責任とは

この部下のミスは部下のミスではなく

 

部下がミスをしてしまうようなシステムを作った自分の責任である!と捉える事を指します。

 

例えどんなにその部下の個人的な人間性から生まれたミスであったとしても、その部下の人間性を把握して予めミスを予防する策を講じなかった自分の責任である。

 

というように捉えるのです。

 

当たり前のことなのですが、この文章を見て

「そうなんだ!」

と思ったリーダーの方は少しリーダー論の勉強不足かもしれません!

 

まずは

現場で起きた出来事を全て自分の責任だと捉えるというマインドセットを持つ必要があります。

 

もし、それが嫌だというのであれば

その人は組織のリーダーとしては失格です。

 

個人でお仕事をすることをオススメします。

 

全てを自責に捉えたのちにどうしていくべきか?

というのは次回書く予定の

「2リーダーの心得その2デザインする」

をご覧いただければと思います。

 

【最後に】  

自責思考のない経営者や上司がいる会社で働き続けるのはあまりオススメできません。

 

そのような会社では、誰かのミスを発見し次第叩くような風潮が生まれています。

 

ミスを叩く事で責任の所在をはっきりさせ、自分は責任を負わないように黒い根回しをしているような会社である可能性が高くなります。

 

そういう会社で長く働くと、精神的に参ってしまい、自分の人生の時間をイタズラに浪費してしまう事になります。

 

その場所で耐えていても何も生まれないどころか、逆に消耗します。

 

一刻も早く去る事をオススメします。

 

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